まー、ナイスなタイミングで利下げを発表しますね。
3月5日(木)から全人代が始まりますので、その前に先手を打ったんでしょう。
言い換えれば、それ程中国国内の景気は低迷している証拠かもしれません。
いずれにせよ米国⇨日本⇨欧州、と順々に緩和を実施し、いよいよ次は中国の番ですね。
今回の利下げは昨年の11月の利下げ以降、市場からは「3月に再利下げだ!!」と言われてはいましたがスンナリ市場の予想通りに下げたのはここ暫く記憶がなかったです。
そういう意味では株式市場としては織り込み済みなんでしょうが、今回は肩すかしもなく利下げした事、また次回の利下げを早くも予想する記事が出てますので、金融、保険、不動産なんかは素直に反応しそうです。
元々2015年に対しては強気で考えてましたが、今回は期待に沿った形で拍子抜けしました。
(こちらの記事を参照下さい)
兎も角、香港市場にとってはプラスに働くでしょう。
ただし、最近のもっぱらの懸念事項であります178への影響は殆どない事でしょう。
むしろ下げるかもしれません。
正直178の取り扱いについては、悩んでます。。
持ち株比率を下げようか、とも思います。
というのは思いを張り巡らすと、ビザの件だけでなくネットショッピングの普及度合いが更に懸念されます。
ネット対応については178は店舗拡張と同様に力を入れていくという認識だったのですが、そもそもネットに進出するとそれだけ競合他社との熾烈な競争に晒される訳で。
そうなると店舗売上も影響を受ける。
この点も考えると178の保有継続の可否は分かれる。
利下げで景気浮揚⇨香港への渡航客増⇨売上増、という期待だったのが脆くも崩れるかもしれない。
そんな岐路にあると理解した週末です。
明日になって、「やっぱり間違えてた!!」と思えば直ぐに処分するかもしれません。