中国ショックという名の下、低迷が続く世界の株価。
特に日本は安倍首相の「アベノミクス セカンドシーズン」の表明も淡々とした株価の反応。
アメーリカは下げ疲れからの一旦の反発。
欧州もVWショックによる下げからの一旦の反発。
こう考えると世界の株価はいま、何か上げる「きっかけ」を探しているのかもしれない。
下げる事に極端に恐怖心をもち、煽り、またHFTの自動運転も重なり売りが売りを呼ぶ。
「買い材料」があっても、また何処かに問題点が見えると、それを拡大表現で煽る。
そして、また株価が低迷。。
こういった流れが続いており、それが上海の株価の急騰からの急落に端を発している。
暫く株価は面白くない状態なわけですね。
これが今後も続くのか?という点ですが、自分は徐々に復活するのではないかと思ってます。
その先鞭となるのが中国とアメーリカでないか、と考えてます。
中国については、前のブログでも書きましたが斑模様ではあるが指標にいい数字も出だしている。
また、何と言っても打つ手がまだ残ってる。
下げようと思えば預金準備率なんてまだまだ下げられる。
元安誘導も、あからさまには難しいが10,20%位ならやっちゃうかも。
アメーリカについては、何と言っても利上げに注目。
「もういい加減、さっさとせーや!!」という声も聞こえてくる程、市場としては織り込んでる。
ただ米国経済や世界の市場への影響を考えると、今回は見送った。
利上げされると株価は一時的には下げるかもしれませんが、市場は懸念が払拭されるわけで、またアメーリカ経済の強さ、復調が世界に伝わる訳でいい効果もあるわけですね。
しかし残念なのが、さっさとやるなら利上げするで9月に上げてもよかったが、それができなかった。
というのは、中国経済の不調が少なからず影響していると思います。
ましてや、習主席の訪米前ですから利上げ→株価暴落、なんて万が一なってしまえばまともな首脳会談なんてなる訳がない。
それを小浜さんも考慮したんじゃないかな。
で、先日のイエーレン議長の大学での講演。
今年中の利上げを実質明言したかたちですね。
そうなって来ると、習主席も何がなんでも利上げ前(自分は利上げが12月だと思ってます)に、中国経済の指標をもっと上向きにする「きっかけ」が必要なんじゃないか。
となると、打つ手がある中国はやはり優位で、政策をうてば中国には勿論プラス、間接的にアメーリカにもプラスにはたらくんじゃないかと。
そんなに上手いこといくかいな!!、とも思いますが、ただ思った以上に米中は相互に依存しており、この2大国が中心に世界経済が動くんだろーな、と思うわけで。
となると、やはり両方にコケテもらうと、日本には悪影響しかない。
投資的にはまずは中国・アメーリカの経済政策に注目したい。
政策が出てしまってから株を買い揃えても上がってるので、来月辺りを目処に欲しい株が下げているなら買ってもいいんじゃないかな。
ただ、自分が狙ってる371や257は思ったほど下げてないのが難点。。
中国・アメーリカの2国を見ていると、安倍ちゃんの蚊帳の外感と、先日の記者会見での安倍政権の打つ手の無さを見ると、さみしくなりますね。。
何やねん、「1億総活躍」って!!
人口もうちょっとおるっちゅーねん!!(そこじゃないかww)