映画「マッドマックス 怒りのデスロード(2D字幕版)」を観た。
感想としては、サイコーです!!星x5つです!!
予備知識として、過去の「マッドマックス」は観た事がありません。
また、ジョージ・ミラー監督の作品もコレが初めてでした。
■予告編
■あらすじ
荒廃した近未来を舞台に妻子を殺された男マックスの復讐劇を描いた「マッドマックス」(1979)のシリーズ第4作。85年の「マッドマックス サンダードーム」以来30年ぶりの新作となり、過去3作でメル・ギブソンが扮した主人公マックスを、新たに「ダークナイト ライジング」「インセプション」のトム・ハーディが演じた。資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。愛する者を奪われ、荒野をさまようマックスは、砂漠を支配する凶悪なイモータン・ジョーの軍団に捕らえられる。そこへジョー配下の女戦士フュリオサらが現れ、マックスはジョーへの反乱を計画する彼らと力をあわせ、自由への逃走を開始する。フュリオサ役でシャーリーズ・セロンが共演し、監督・脚本は過去3作同様にジョージ・ミラーが担当。(映画.comより)
■感想
1回しかまだ観れてません!
が、本当に楽しい体験でした。
手に汗握る時間が開始からズーーーーーット続くんですね。
休む暇なくアレヤコレヤ、イベントが発生するので息つく暇もありません。
なので、映画館を出た後はもうグッタリ。。。
と、一見フツーのアクション映画に観えましたが、よくよく思い返すと深いなぁ〜と。
①フュリオサの魅力の深さ
このキャラの魅力ってなんだろぉ〜と思ってたのですが、まずは人間性。
堅固な決意と今までの罪滅ぼし的な行動、自由への渇望があのキャラクターから感じられます。
そして絶望し弱さを見せたところからの挽回、人間の強さを感じました。
②マックスというキャラの変貌の深さ
当初、「モノ」として捕獲されたマックス。
脱走するにあたり、行き当たりのついでに助けたフュリオサ達と行動を共にする事で、彼の行動や表情が変わっていったと思います。
彼が一人で敵に向かって歩いていくシーン、そして帰ってきた時の姿。
身震いがしました、チョーかっこいい!!
③イモータンジョーという「教祖」という深さ
もうウォーボーイ達は完全に洗脳されてます、その常軌を逸した感じの演出が最高。
それを仕掛けた親玉:イモータンジョーを見てると、そうなるわなぁ〜って納得もさせられる。
人を暗示にかけるあの感じがもうサイコーです、リアル。
④ジョージ・ミラー監督の深さ
1回観ただけなので、そこまで実感はできてませんが、ウィークエンドシャッフルで文字におこしたインタービューを読むと人間描写に誠実で、かといって俳優にも任せた部分も多そう。
時にノリも大事にしてる点や、あと風景の色感っていったらいいんですかね、本当に綺麗でした。
砂嵐の恐怖感、夜の砂漠の不気味さ、砂漠の不毛感、もし自分がココに放り出されたら生きていけるんかい!!と素直に思いました。
ショットの取り方とか詳しい映画技法は分かりませんが、楽しい2時間をあざっす!!と心から言いたい。
こんな体験が出来るから、映画はやめられません。
とにかく、まだまだ絶賛上映中なので未見の方は是非!!
参考:ジョージ・ミラー監督のインタビューの書き起こしはコチラ。