元安で騒いでますね。
通貨安競争を始めたのはリーマンショック時のアメーリカ。
2010年以降の日本は民主党政権で、アメーリカの言いようのままに円高を放置!!
そしてあれよあれよと1ドル70円台に突入したのがわずか4年ほど前。
そして、それに追随したのが他ならぬ日本。
安倍チャン&黒田総裁のコンビになってからはあっという間、今では125円台。
約66%も円安になっちゃったんですねぇ〜。
で、片や先日の元の切り下げ。
下げたのはたったの3%。
日本やアメーリカの措置と比較したら誤差程度じゃない?!と思いたくなります。
ましてや、中国市場が与える世界へのインパクトをアメーリカもよく分かってるので、今回の元安誘導では大きく騒いでないと思います。
あれだけ、「元は安すぎっしょ!!」と騒いでいたオバマ大統領も、近々の米中首脳会談を見据えて声が聞こえてこない。
なので、そんな事で相場が動揺した、って事はいかに今の中国市場に世界中が注目しているかを示唆してる気がします。
もちろん今回はマイナスの意味で影響があった訳ですが、これがもしプラスに働く、そしてそれが継続的な中国経済の底強さや景気浮揚が数字に見えてきたら。。。
そんな夢に期待してしまいますね。
もしこの元安誘導策が続くとしたら(恐らく続くっしょ)、貿易黒字が拡大するんすよねぇ〜。
あまり多くはないと思いますが、海外からの投資も増えるでしょう(当面は不安感から少ないでしょうが)。
よく不安ポイントで指摘される原油などの資源関連の調達価格については、価格が下げてるし、既に結構な量を備蓄してるから当分は大丈夫なんじゃない。
そんな中このチャンスでは、ギクシャクした米国市場でコーチを買いました。
それはまた別記事で。
■USD/JPY(5年チャート)
■USD/CNY(5年チャート)