中国人民銀行が金利を0.25%追加で下げ、更に一部預金準備率も下げた。
今週の預貸率規制の撤廃で、追加利下げの期待が後退した、と言われましたが追加利下げがきましたね。
しかもこれまでは日曜日の夕方頃の発表が多かった(あくまでも感覚)のに、土曜日って異例な気もします。
こうなってくると、週明けは中国は逃げた個人投資家達が再度買いに戻るか。
香港は中国政府の政策期待のカラ振りから売られた格好なので、買いが戻るかもしれません。
いずれにせよ本土ほど香港は下げてませんで、年初来高値から12%程の調整が終了したのでココらで上げて欲しいと思います。
それにしても今回の利下げはミンナが意表を突かれた格好ですね。
こんな発表のテンポ(既に去年11月以来で4回目の利下げ)を見ると、かつ今週の預貸率規制の撤廃後に間髪入れない辺りから、よっぽど政府は株価を維持もしくはバブルを越えさせる事に躍起なんじゃないかと。
不動産価格がQ3で底をうつか、というニュースにもチラホラでてきてるので買いますなら今かもしれません。
来年はもっと盛り上がってるかもしれない。
日本でいうと、安倍首相が総理に就任した2012年末以降開始したアベノミクス相場が中国では4月からキンペノミックス相場が始まったのかもしれない。
ただし、香港に関しては米国の金利上げや通貨高に左右されるので、本土の上げから直接恩恵を受けるというのは難しいかもしれないが、本土の上げを想像してしまうと期待しちゃいます。
習主席がなんとか株価だけは維持し、改革及び景気対策を進めていきたいのでないか。
株価が盛り上って政府にとやかく言う民衆は少ないだろう、それこそ学生も株に熱中してしまうだろう(良い悪いは別にして)。
前も言ったが、株価が上がってる内は政府のお役人も市民も海外投資家も誰も文句は言わない。
言うとすると、「バブル再来か?!」とか「バブルがとうとう崩壊か?!」みたいなキャッチーな記事を書くメディアくらいで。
そう言ってる内はバブルなんてこないし、他の例だとメディアが騒いでもギリシャの問題もナンダカンダ言っても落ち着く所に落ち着く。
そんなもんなんっすよ。
しかし、順調にバブルの崩壊の”種”は蒔かれていると思います。
ここを意識しながらバブルに付き合いたいです、4、5月の様に踊らにゃ孫そん、ソン正義。
さて週明けの本土、香港はどーなる事やら。
取り敢えず利上げ期待も自分の中であったので、昨晩BABAは買い増しました。
ソース:http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0P70C620150627