【映画】「進撃の巨人」を観た

★はじめに

自分はこの映画が「進撃の巨人」シリーズの初体験となります、漫画もアニメも観た事がありません。

したがって、以下では思った事をストレートに書きます。

 

この原作の漫画をこよなく愛する人、またはまだ映画を観ていない人にっとりましては、ここから先は久々に色々と書きますので、不快な思いをさせる可能性が大きいです。

この映画を、原作をこよなく愛する方は以下の記事は閲覧についてご注意ください。

 

■概要

既刊16巻が全世界累計5000万部という諫山創の大ヒットコミック「進撃の巨人」を実写映画化した2部作「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の前編。「のぼうの城」「巨神兵東京に現わる」「日本沈没」の樋口真嗣監督がメガホンをとり、脚本には原作者の諫山とも交流のある映画評論家の町山智浩が参加。三浦春馬を主演に、長谷川博己、水原希子、石原さとみら豪華キャストが出演している。100年以上前、突如現れた巨人たちに人類の大半が捕食され、文明は崩壊。生き延びた人々は巨大な壁を三重に築き、その中で暮らしていた。壁に守られた安寧とした生活に苛立ちを覚えるエレンは、まだ見ぬ外の世界を夢見ていたが、ある時、そんなエレンの目の前に人類の想定を超える超大型巨人が出現。壁の一部を破壊し、そこから巨人たちが町になだれ込んでくる。次々と巨人が人間を食らう地獄をからくも生き延びたエレンは、2年後、対巨人兵器の立体機動装置で武装した調査兵団の一員になっていた。調査兵団は壊された壁の修復作戦を決行するが……。(映画.comより)

 

■予告編

https://www.youtube.com/watch?v=2X0i4gnbBOA

 

■公式HP

http://www.shingeki-seyo.com/index.html

 

■感想

 

まず結論ですが、、、、

 

頑張ってる感は伝わってくるけど、

観なくてもいい!!レベル、でした。

 

正直、町山さんが脚本を担当しているっていう事。

監督は樋口監督で「のぼうの城」の印象が結構良い方なので、というこの2点で観ました。

 

正直観た後の感想は頑張ってるなぁ〜、とは思いましたが前半の30分でガッカリ。

巨人が人を食べる残酷な描写は素晴らしいですが、他は。。。

それでも全部は観ましたので、全体を通して特に気になった点を書きたいと思います。

 

①俳優のセリフや演出がヒドい

主人公である三浦春馬(そもそもこの男優がエレン役にハマってない)のセリフや演技がヒドい。

石原さとみも、too muchな演出、三浦貴大との喧嘩がシツコい。

「そんな事を言ってる場合?!」と思わせたり、「そこでリンゴ投げる?!」とか、「何で泥棒すんの?!」と疑問というか文句が自然と出てくる。

ジャガイモを雑に扱ったり、リンゴ+長谷川博己のシーンも邪魔でしかないし。

水原希子はスゲー良かった、他は話題にする必要ないね。

あとさー、立体起動の使い方とか訓練シーンがないから、切羽詰まっても全く武器を使おうとしないのがイライラする。

ましてや「巨人」におののいて、使う事が出来ないという感じでもないしね。

あと、「巨人」の一本背負はないっしょ、イキナリなんの伏線もなく。

 

②「巨人」の怖さが減退

人喰いの「巨人」が怖いはずなのに、人を喰うシーン以外での演出がお粗末。

「巨人」の見た目はそんなに気にならなかったけど、「巨人」の粗悪な印象が減退ですね。

例えば、エレンが教会から出た後、あたかも「巨人」の存在が忘れられたかのように立ち去るシーン。

襲ってこないの?結構聞き分けがいいの?、「巨人」は。

あと、「巨人」は人間の声に反応するらしいけど、車の音やライトには反応しないの?エレンが叫んでも見つからないの?その位「巨人」はアホなの?、という感じを植えつけられます。

これって「巨人」を粗末に扱い過ぎじゃない?

 

③戦ってる感がない

恐ろしく、文字通り巨大な敵である「巨人」に立ち向かってる感がない。

イキナリ良い「巨人」が出てきて後編に続くけど、それまで人間の対「巨人」への訓練や対策、武器の開発なんか何もしてないの?

剣と立体起動「のみ」で戦わなければイケナイ理由が訳わかんねぇ〜。

「そんくらい事前に漫画読んでこいよ!」って言うのは雑過ぎる、ストーリー中に混ぜる事は出来るはず。

例えば石原さとみをマスターとした訓練シーンをサラッと入れたり、過去の経緯を所々入れたり。

立体起動が案外自由に動ける風に見えるから、余計に気になる。

 

全体を通して、樋口監督がねぇ〜。

監督次第で原作はココまで酷くなるんかぁ〜、と思ってるファンの人も多そうですね。

 

他にも色々と気になった点などありますが、兎に角今年ワーストな映画でした。

 

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