中・長期投資について書こうと思ってたんですが、忘れちゃったので思い出したら書きます。
今回は投資状況について。
SMICを買いました。
先週初めに買い出したのと、その後下げたので買い増し。
下げの理由はUBSがターゲット株価を7ドルにdowngradeしたのがきっかけだと思います。
下げに乗じて買い増したのですが、平均取得単価は10ドルほどですね。
ないとは思いますが、まだ下げるようなら買い増して、あとは放置ですね。
UBSのレポートは、中国のスマホ需要の下落をはじめとした今年はSMICにとって障害が多い年になると。
17年の成長は20%増の売上を見通している経営陣だが、UBSは11%程度になると見込んでいる。
またEPSでは12%、見込みより30%程度低く設定。
それによりターゲット株価を11.5ドルから7ドルへ大幅カット。
これが材料となっての下げのようです。
絶好の買い場が来ました。
下げたらなんでも買え!と思ってるわけじゃーありません。
買いの理由としては、16年の実績と17年以降の見通し。
16年通期の決算が5割増益。
そして16年は北京、深センの工場を拡大、上海と天津などで新工場を着工。
これにより生産能力が16年より11%増加する予定です。
ただ、11%の増加にも関わらず16年〜19年の平均増収率を20%を維持する計画。
この成長曲線の裏付けが大事だと思います。
政府系の会社であるので、この売上目標は間違いなく中国政府の方針を見通しての数字。
中国政府の方針とは、現状半導体を90%を輸入に頼っている現状を国産に切り換えること。
実際、IC業界に対しての支援策が出て来ているようです。
16年は支援策として政府からR&Dに対して政府から出資があった。
16年の支援額は21.1百万USドル、15年は7.6百万USドルだからほぼ3倍に増額しています。
次に、SMICは海外展開も視野に。
イタリアのLFoudory買収してSMICの欧州拠点となりうる。
LFoundryは自動車向けのICチップに特長がある企業のようで、自動車向けIC分野で世界を相手に切り込んで欲しい。
簡単にまとめらてた記事があったので、リンクを貼っておきます。
参考:2016年ファウンドリの世界トップ10社ランキング見通し
政府系の企業で後押しも強固、長期投資には持ってこいの企業だと思います。
18年以降を期待して、今から仕込みましょう!!
そして、あとは四半期決算をチェックする程度で買ったことを忘れるのがいいですね。
いい会社だと思います。