以前、AIやVR、自動運転関連で買うならその周辺企業にしたい、と書いた。
例えとして、アメーリカのゴールドラッシュ時に金鉱を掘る人よりもツルハシやバケツ、ジーパンなどの道具を販売していた人の方が多く儲かった、と書いた。
今回は中国の電気自動車(EV)関連について。
EV関連の銘柄として思いつくのは、なんといってもBYD。
補助金とナンバー取得の優遇制度もあって、BYDの株価は結構上がった。
他のメーカーもEVを販売しておいるので、メーカーは群雄割拠な状態。
VRのコンテンツ制作会社もそうだけど、マーケット参加者が多く、競合との熾烈な争いが予想される中、優良な銘柄を探すのは本当に難しいと思う。
そんなEV関連企業の中で、今後本命になり得る可能性を秘めているのが天能動力(819)だと思います。
過去に何度か売買した事のある銘柄ですが、その際は電動自転車向けの鉛バッテリーを目当てに買いました。
また、東南アジアの周辺国にバッテリーを輸出し出していた頃です。
その819が鉛流出事件、その後の決算粉飾疑惑とあり中々手が伸びなかった。
しかしその間に、国内の電気自動車向けバッテリーのサプライヤーとして大きく業績を伸ばしていた。
業績が伸びてきた頃に粉飾疑惑がニュースとなり、大きく株価は下げてましたが気づけば6.7ドルまで戻している。
先月10月の亜州IR企画の深セン企業訪問ツアーにて、819の粉飾疑惑の疑いが晴れたという事なので、安心して投資できる環境になった。
あとは、株価がこなれてくれば。
狙い目としてはEV補助金が終了になり、EV関連銘柄が株価を下げた頃に買いたい。
ただ、補助金が終わらない(=株価が下がらない)可能性もあるので、しばらくは注視したい。
EV関連企業の本命になって欲しいと願う企業です。
もしガッツリ下げてくる様であれば、集中して買いたいと思います。